2024.12.14 お台場海苔養殖授業
●強風の中、海苔網設置は無事終了
毎年恒例のお台場海苔養殖授業は今回で19シーズン目を迎えました。
2024年12月14日(土)、快晴の空の下、海苔ひび・海苔網設置作業が行われ、当会は作業船要員として協力しました。
お台場学園の生徒達の手で支柱(ひび)がお台場ビーチに運び込まれ、海辺つくり研究会・木更津金田の浜活性化協議会の指導のもと、お台場海苔作り実行委員会の皆さんの手で手際よく設置作業が行われました。
当日の作業時間帯は強い北西風が吹き、潮汐も干潮時刻を早く迎えたためタイミングが悪く、満潮時刻に向かって上げ潮となり
作業中に潮位が上がり水深がどんどん深くなってゆく作業条件の厳しい中行われました。
そんな厳しい条件下の作業でしたが、作業船スタッフと水中スタッフが連携を取り、スムーズに作業は進み
海苔網設置作業は無事に終了しました。
今年は高水温が続いたため海苔の生育に影響がないか懸念されますが、今回の作業後は気温が急降下しているので水温低下に期待を込め、生育状況を見守ってゆきます。
文と写真・中澤 充(佃島漁協・佃中澤)
【作業まとめ】
<参加者>
・港区立小中一貫校お台場学園生徒と保護者
・お台場海苔作り実行委員会、その他
<指導>
・NPO法人海辺づくり研究会
・木更津金田の浜活性化協議会/実形博之氏
<協力>
・東京都港湾局
・都漁連内湾釣漁協議会
⇒当会参加船舶1隻+参加者1名(佃中澤)